ブライス人形の売却相場や高価買取に繋がる3つの鑑定ポイントを解説鑑定士直伝
ブライス人形が高値で取引されていることをご存知ですか?あなたの想い出のブライス人形を高額で売ることができる可能性がございます。
今回は、どのようなブライス人形なら高額査定の対象となるのか、具体的な売却相場や高額買取に繋がる3つの鑑定ポイントについて解説していきます。
【ファッションドール】ブライス人形の3つのタイプ
ブライス人形とは、華奢なボディにグレープフルーツサイズの頭が特徴的なファッションドールのことです。主に、ブライス人形は3つのタイプに分類できます。まずは、代表的な3タイプの違いや特徴を発売順にご説明します。
ネオブライス(Neo Blythe)の特徴
ネオブライスは、2001年からタカラトミー社から販売されている代表的なファッションドールです。身長は、約28.5cmで後頭部に付属するヒモを操作すると瞳のカラーが変わる仕組みになっています。
アイカラーは、ブルーとグリーン、ピンク、オレンジの4色で構成されています。コラボ商品やアニバーサリードールになると、アイカラーもスペシャルカラーと仕様にも差が付きます。非常にハイペースで制作されており、2019年2月までに約260種類以上ものネオブライスが存在します。
また、アシュトンドレイク・ギャラリーズ社によって2004年8月〜2008年4月に発売されたのが「復刻版ブライス」になります。全12種が発売され、当時は雑貨屋さんなどで見かけたことがある方もいらっしゃると思います。
プチブライス(Petite Blythe)の特徴
プチブライスは、2002年に誕生し、「ブライス人形を持ち歩きたい!」という要望を叶えるために開発されました。そのため、身長は約11cmと小さく、キーホルダーとして発売されているものがたくさんあります。全長は、非常に小さいですが、スリープアイによる瞼が閉じる演出や洋服の着せ替えなどが楽しめます。194種以上のプチブライスが発売されています。
ミディブライス(Middie Blythe)の特徴
ミディブライスは、2010年9月から発売が開始されました。ミディブライスの身長は約20cmとネオブライスよりも少し小さくなっており、プチブライスとネオブライスの中間的サイズ感になっています。ネオブライスと比べて幼く優しいデザインが人気の理由です。
アイカラーは1色ですが、頭を前後左右に傾けられる首かしげや瞳を左右に動かせるアイムーブなどができるため、非常に表情が豊かです。すでに、35種類以上のミディブライスの存在が確認されています。
ブライス人形の売却相場は?
ブライス人形は、どれくらいの価格で売却できるのでしょうか。ブライス人形の買取事例から売却相場をご紹介します。
【買取事例1】マーゴユニークガール オダニミユキ × Blythe
こちらの商品は、美品の状態で100,000円以上の買取金額がつく可能性がございます。2012年に発売されたネオブライスで、デザイナーのオダニミユキさんとの1,000体限定生産のコラボドールになります。
高評価のポイントは、商品本体が大変綺麗で、付属品は台紙についたままの「美品」状態だったことです。輸送箱が残っていたり、外箱未開封の新品状態でしたら、さらに買取金額は高くなります。
【買取事例2】アナスイ アドアーズ・アナ CWC限定 ANNA SUI ブライス
こちらの商品は、新品状態で66,000円の買取金額がつく可能性がございます。世界的に有名な「アナ スイ/ANNA SUI」のファッションを着こなしたネオブライスドールです。
2017年の発売で、定価32,000円程の商品になりますので、現在は2倍以上の価値になっております。
高評価のポイントは、未開封の新品だったことです。購入してからの保管も、直射日光の当たらない場所に大事に保管されていたことも、査定金額アップのポイントです。
ネオブライス人形は、ドールごとに設定された世界観はもちろんのこと、お洒落な洋服などのアウトフィットも大変人気がございます。
【買取事例3】レジーナ・アーウェン CWC限定 13周年アニバーサリー ブライス
こちらの商品は、新品の状態で45,000円の買取金額がつく可能性がございます。2014年発売の2500体限定のアニバーサリードールになります。定価24,200円の商品になりますので、こちらの「レジーナ・アーウェン」も2倍以上の金額となっております。
高評価のポイントは、未開封だったことになり、外箱のスレ等もなく、とても綺麗だったことです。現在も人気が高い商品で、お売り頂いた時期の相場も良かったことが挙げられます。
【高価買取強化中】人気のブライスメーカー
高価買取の対象となりやすい人気のブライスメーカーをご紹介します。
ケナー(Kenner)社のヴィンテージブライス
アメリカのケナー社は、1972年に着せ替えできる初代ブライス人形を販売します。初代ブライス人形は、ヴィンテージブライスと呼ばれており、希少価値の高さから高価買取の対象となっています。
ケナー社のヴィンテージブライスは、最新式のブラウス人形と比べて樹脂のような素材感があり、その独特の歴史を感じる雰囲気からプレミアとなり十万円~数十万円の価格がつきます。
タカラ社の新生ブライス(復刻版)・限定品
1991年のケナー社のtoy部門は、経営難に陥りハズブロ社に買収されます。その後、ブライスのライセンスを有するハズブロ社の許可を得て、2001年6月にCWC(クロスワールドコネクションズ)のプロデュースによって日本では、タカラ/TAKARA(現在のタカラトミー)がブラウス人形の製造・販売をスタートします。
タカラ社の商品は、新生ブライス(ネオブライス)と呼ばれ、日本生まれのブラウス人形として大きく注目されます。特に、ブラウスコレクターの間では、2001年代の発売当初のブライス人形や限定品(豪華な仕様)は、入手困難のため高価買取の対象となります。
基本的に、どのブライス人形にも一定のファンがいるため人気がありますが、人形は綺麗な状態であるほど、値段も高くなる傾向です。
【買取価格アップ】ブライス人形の3つの鑑定ポイント
ブライス人形の買取査定では、どのようなポイントを押さえることで買取価格のアップにつなげることができるのか、3つの鑑定ポイントをご紹介します。
【ポイント1】外箱や付属品の有無をチェック
ブライス人形は、洋服・靴・帽子・アクセサリー・バック・サングラスなどの小物の他に、ドールスタンド(台座)や付属のカードなどが揃っていると評価が上がります。
小物類や衣服類、台座などのすべてに商品価値がありますので、外箱や付属品はなるべく揃えましょう。
【ポイント2】アイチェンジ・髪の毛・ボディの状態をチェック
ブライス人形には、ファッションドールとして着せ替えを楽しむために、お買い求めになる方がたくさんいます。そのため、中古品の場合、人形本体の間着の動きやアイチェンジの動きをチェックします。
髪の毛は、新品に近いサラサラ・つやつやな状態ですと、買取価格がアップします。洋服は、経年劣化しやすいため、保存状態が良いと評価が上がります。もし、公式ショップで購入された場合は、領収書があると公式品だと証明しやすくなります。
【ポイント3】カスタムブライスならカスタム箇所を確認
アイチェンジやメイク、洋服などのアウトフィットがオリジナル品ではなく、手を加えて、さらに可愛く仕上げたカスタムブライスでも買取可能です。手作りのアウトフィットもまとめて買取することが可能です。人気の作家さんによる作品では、カスタムブライスにおいても高額になるものが多くございます。
また、カスタムブライスに限らず、CWC社の限定品やアニバーサリーモデル、数量限定品など、希少性の高いものはプレミア品となり買取価格がアップします。
ブライス人形の高価買取は、ジョニージョイにお任せ!
おもちゃ買取専門店のジョニージョイでは、昭和当時のブライス人形に対して専門知識を有する鑑定士が商品価値を見極めて、どこよりも高価買取しています。
ケナー社のヴィンテージブライスやタカラ社のブライスであれば、その希少性の高さから十分な買取価格がつく可能性がございます。
愛着のあるブライスドールのコレクションを手放すにあたり、大切にお迎えしてくれるお店であったり、納得のいく査定金額で売りたいと思う気持ちのお役に立てるよう精一杯努めさせていただきます。お気軽にご相談ください。
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