「ドール人形がたくさんあるので整理したい。」、「親から譲り受けた昔のドール人形を大切にしてくれる方にお譲りしたい」など、ドール人形を手放す理由は、人によって様々でしょう。
どれだけ古くても価値のあるドール人形は、高く売れる可能性があります。しかし、なぜドール人形は高く売れるのでしょうか。それは、日本はもちろん、海外からの人気が非常に高いからです。そのため、希少なものは、オークションでも高額になる傾向があります。
今回は、どうすればドール人形を高値で売却できるのか、具体的な買取相場や高額査定につなげるためのポイントについて現役査定士がわかりやすく解説します。
中古品のドール人形は、売れない?プレミアの可能性あり
中古品のドール人形は、「査定しても価値がなくて売れない」と思われる方もいらっしゃるでしょう。実は、中古品のドール人形でもプレミアがついて高く売れる可能性があります。では、どのようなドール人形なら買取対象となるのかご説明します。
状態が悪くても買取可能です
一般的に、ドール人形は、専用の箱に入り販売されています。そのため、専用箱がないものや箱の状態が悪いものは少し買取価格が下がるかもしれません。ただし、専用箱がないドール人形で、塗装はげや髪の毛やアウトフィットの状態が悪くても、昭和当時のドール人形では、希少価値の高いものであればプレミアがついており高値で売れる可能性があります。
パーツ不足でも売れる
すべてのパーツが揃っていなくても、買取してもらえる可能性は十分あります。ドール人形のパーツとは、次のようなものです。
【ドール人形のパーツ一覧】
・着せ替えするための洋服
・小物アイテム(バック/靴・ブーツ/帽子/アクセサリー)
・交換可能なヘアーウィッグ
それぞれの細かいパーツにも、すべて価値があります。査定額を上げるためにもパーツも一緒に売ると良いでしょう。
ドール人形を売却しよう!具体的な相場は?
お手持ちのドール人形は、どれくらいの値段で売れるのでしょうか。現役鑑定士がドール人形の買取相場や査定時の高評価のポイントをご紹介します。
【買取事例1】ツイストバービー
マテル社の「ツイストバービー」は、箱付きで美品の状態だと20万円、新品の状態なら30万円程度の相場で買い取られます。ツイストバービーは、1960年代の大変貴重なドールです。年代物にも関わらず、外箱があり、ドール本体も綺麗な状態で、想い出のドールを大切に保管されていたことが高評価のポイントです。
年代物のバービーでは、ツイストバービーの他にも、おはなしバービー、フランシー/Francie、バービー人形用の着せ替えセットなど、数多くの商品が販売され、どれも絶版のプレミア品になっています。
バービー人形を高く売るならバービー人形の高価買取ページもご覧ください。
【買取事例2】ミスサリーライス ネオブライス/Blythe
タカラトミー社の「ミスサリーライス ネオブライス」は、新品未開封の状態だと4万円程度で買取可能です。2008/08/22の発売でメーカーの希望小売価格は14,080円(税込)だったため、現在はプレミアがついています。
ネオブライスは、ブライスシリーズの中でも非常に人気があり、コレクターが多くいます。こちらの買取商品は、ブライスショップ限定商品で、相場が上昇しており、輸送箱やドール自体のコンディションが良かったことが高評価のポイントです。
【買取事例3】リカちゃん人形(昭和当時物)
タカラ社の「ピチピチリカちゃん人形」は、箱有りで12万程度の高額査定となり、ドール人形のみでも6万円程の査定金額がつきます。初代リカちゃんと呼ばれる中でも、珍しい小麦肌のリカちゃんになります。旧タカラの日本製ドールは希少価値があり、状態が良かったことが高評価のポイントです。
リカちゃん人形を高く売るならリカちゃん人形の高価買取ページもご覧ください。
【買取事例4】ポピー キャンディキャンディ
ポピー社の「わたしのキャンディ」は、特大サイズのキャンディキャンディドール人形です。美品の状態で7万円程度の買取金額がつきます。ポピー(現在はバンダイ)社の人形には、“キャンディキャンディ”や“ハロー!サンディベル”などの昭和当時の人気アニメのドールが多いです。
こちらの買取商品は、髪の毛にツヤがあり、お顔の塗装はげもなく洋服・靴も綺麗で、すべてにおいて劣化が少なかったことが高評価・高価買取につながったポイントです。
高価買取に繋がりやすいドールメーカー
現在、様々なメーカーから数多くのドール人形が販売されていますが、その中でも高価買取に繋がりやすいドールメーカーをご紹介します。もし、お手持ちのドール人形に対象のものがあれば、買取依頼をご検討ください。
【メーカー1】タカラ・TAKARA
タカラ(TAKARA)社は、着せ替え人形で有名なリカちゃん人形やブライス/Blytheなど、歴史があるドールを発売しています。現在もドールを愛する根強いファンがおり、旧タカラ製と呼ばれる「ダッコちゃんマーク」の玩具商品は、非常に人気があります。
タカラトミー(TAKARA TOMY)社の最新商品において販売されている数量限定のドール人形は、高値が期待できます。また、昭和当時のロボットアニメなどの商品にも非常に高い需要があります。
【メーカー2】マテル・MATTEL
マテル社(MATTEL)は、アメリカにある世界最大規模の玩具メーカーです。マテル社は、1962年に日本でバービー人形の販売を開始しています。現在発売されているバービー人形は、ファッションモデル・バービーコレクターなど高額な商品があります。その中でも1960年代のバービー人形は、ビンテージバービーと呼ばれ、非常に高値で取引されています。
【メーカー3】ボークス・VOLKS
ボークス社のドール部門で代表的なものは、造形村が独自開発したドルフィー(Dollfie)と呼ばれるドール人形です。フィギュア特有の美しさと優れた関節構造によるポージングの広がりが多くの人を魅了しています。スーパードルフィーやドルフィードリームなど、自分好みにカスタムが楽しめる魅力も、多くのファンに愛されている理由のひとつです。
【現役鑑定士直伝】ドール人形を高値で売却するためのポイント
ドール人形を少しでも高く売るには、どうすれば良いのでしょうか。次に、現役査定士がドール人形を高値で売却するためのポイントについてご説明します。
【ポイント1】ホコリや汚れを掃除しておく
長年、棚に飾っていたドール人形には、たくさんのホコリや汚れが付着しています。ホコリや汚れがあると、査定金額が下がってしまいます。そのため、濡れたタオルで優しくホコリをふき取っておくと高価買取につながりやすいです。
特に、ドール人形の服の隙間や髪の中にホコリがたまりやすいため、しっかりと掃除をしましょう。
【ポイント2】ドールの外箱、保証書、パーツを揃える
ドール人形の外箱や保証書、パーツなどは、すべて揃えておきましょう。多少、破れた外箱でも、絶対に処分すべきではありません。外箱の状態が悪くても、専用箱がある方が査定時に高価買取につながりやすいです。
【ポイント3】可能な限り、早めに売る
ドール人形は、プレミアがついていない限り、新しいものほど高値で売れます。発売から時間が経過すると、値段が下がるものもありますので可能な限り、早めに売ると高値がつきやすいです。
【ポイント4】鑑定士に電話やメールで査定額を交渉する
最近は、電話やメールで査定額を事前にチェックできます。もし、どうしても譲れないご希望の金額がある場合は、査定額について交渉してみましょう。高値で売るためのアドバイスが得られる可能性があります。
ドール人形を高値で売却するおすすめの方法
ドール人形を高く売りたいのなら、どのような方法を選ぶべきなのでしょうか。次に、おもちゃ買取専門店のジョージョイがドール人形を高値で売却するためのおすすめの方法をご紹介します。
宅配買取がもっともおすすめ
ドール人形を売りたい方の中には、「リサイクルショップでの対面査定は恥ずかしい。」や「たくさんのドール人形を持ち込むのは、他の人の目が気になる。」という方もいるはずです。その場合、宅配買取の利用がもっともおすすめです。宅配買取なら誰にも見られることなく、売却までの手続きが完了します。
ジョニージョイなら、全国どこでもWebで24時間対応
リサイクルショップは、営業時間に制限がありますが、ジョニージョイは全国どこでもWeb上から24時間年中無休でご相談を受け付けています。「このドール人形は、売れますか?」や、「このドール人形の値段を教えてください!」など、気になることがあれば何でもご相談ください。
宅配査定・写メール査定・LINE査定の3つの査定方法から選ぶ
ジョニージョイでは、宅配査定や写メール査定、LINE査定など、3つの査定方法からお客様が自由に決められます。手続きの簡単さやスピード査定をご希望の方は、写メール査定やLINE査定のご利用をおすすめします。
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おもちゃ買取専門店のジョニージョイでは、ドール人形を売りたいお客様に「0円査定サービス」を提供しています。査定料や梱包キット、往復送料、キャンセル料、振込手数料など、すべて無料です。
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