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ウルトラ怪獣の魅力や怪獣ソフビの高額買取商品・鑑定ポイントを解説鑑定士直伝

ウルトラマン作品に登場する怪獣ですが、主人公のウルトラマンよりも怪獣ソフビの方が高値で取引されていることをご存じでしょうか?

今回は、どのようなウルトラ怪獣ソフビが高価買取の対象となるのか、具体的な売却相場や買取価格アップにつながる売却方法について解説していきます。

ウルトラ怪獣ソフビの魅力

ウルトラ怪獣のソフビは、悪人であるはずなのに、なんだか憎めないチャームポイントのあるキャラクターが魅力になっています。1話ごとのストーリーを決める重要な役割を持つ特徴的なキャラクターで、時には子供を怖がらせてしまうこともあったウルトラ怪獣ソフビは、今日まで、数多くの商品が生み出されています。ウルトラ怪獣の彩色も魅力の1つとなっており、初期や第2期、第3期と制作された事態によって彩色や細かいディティールが異なることも集める楽しみがございます。

1960年代~70年代にかけて多様なキャラクターソフビを制作した原型師は、人の心を安心させる効果のあるゆらぎを強く意識しているそうです。

当時、玩具はセルロイド製が主流でしたが、その玩具をアメリカに輸出することで戦後の日本経済を支えたという歴史があり、昭和40年頃から怪獣の形をかたどったソフビ人形が大きく注目されます。

その際、市場拡大に大きく貢献したマルサンとブルマァクの2大メーカーのソフビ怪獣は、コレクターの間で非常に人気があります。

ウルトラ怪獣ソフビで高価買取の対象メーカー

ウルトラ怪獣ソフビの中でも、次のメーカーの商品は高価買取の対象となります。

マルサン/MARUSAN

マルサンは、ウルトラ怪獣ソフビを初めて制作した原点となる会社です。1966年に第一次怪獣ブームを生み出し、数々の名作を世に送り出しています。ただし、マルサンといっても、昭和当時の旧マルサンと現在の新マルサンがあります。

新マルサンは、旧マルサンのキャラクターの版権を有していないため、これらは名称が同じでも全く異なる会社と認知されています。

ブルマァク/BULLMARK

旧マルサンが倒産し、旧マルサンの従業員と社長の甥で立ち上げられたのがブルマァクです。ブルマァクは、1971年~1974年の第二次怪獣ブームでマルサンに次ぐ2大メーカーとして大きく売上を伸ばします。

ブルマァクは、番組制作と同時期にウルトラ怪獣ソフビを売るという手法を確立し、特撮やヒーロー番組に新しい流れを作りましたが、安価なソフビ販売の流れには逆らえず、最終的には倒産してしまいます。

ポピー/POPY

バンダイの系列会社であるポピーは、一体380円(当時の価格)のキングザウルスシリーズで非常に有名なメーカーです。怪獣の足裏に足型が入っていることから足型シリーズと呼ぶコレクターがたくさんいます。

これらの当時物のウルトラ怪獣であれば、内袋に入っていない状態でも高値がつきます。

ウルトラ怪獣ソフビの売却相場は?

ウルトラ怪獣ソフビの怪獣フィギュアは、どれくらいの価格で売却できるのでしょうか。次に、買取事例から売却相場をご紹介します。

【買取事例1】増田屋|動く怪獣シリーズ ゴルバゴス ブルブル人形

こちらの商品は、外箱付きで120,000円の買取金額がつく可能性がございます。新品でしたら、さらに買取金額が期待できます。高評価のポイントは、ゼンマイが正常に動いたことやソフビ人形の塗装状態などが綺麗だったことです。そして、貴重な外箱が残っている点も好印象でした。

増田屋のブルブル怪獣シリーズでは、他にもモグネズンやチャンドラー、ツインテール、グドンなどが発売され、現在も多くのコレクターに人気がございます。

【買取事例2】ブルマァク|帰ってきたウルトラマン マグネット/磁石付き

こちらの商品は、美品の状態で50,000円の買取金額がつく可能性がございます。高評価のポイントは、怪獣ソフビの種類の中でも、「マグネット磁石付き」のソフビは珍しい種類となり、磁石が残っていたことや、トサカ~尻尾までの針の状態が良かったことが挙げられます。磁石付きの怪獣ソフビは、この他にもゴーストロンやシャガロンなどがございます。

【買取事例3】マルサン|ウルトラQ 赤ガラモン

こちらの商品は、美品状態で170,000円の買取金額がつく可能性がございます。1960年代の同じガラモンのソフビで濃い緑色やブルーメタリック成型になると赤ガラモンよりさらに古く、数量も少ない製造だったため、買取金額もさらにアップします。

初期のガラモンは、尻尾が間着で動くのが、特徴です。高評価能ポイントは、塗装状態が綺麗に残っており、安定して直立できることなどが挙げられます。

【最新】ウルトラ怪獣ソフビで主力の販売メーカー

ウルトラ怪獣ソフビで最新の主力の販売メーカーをご紹介します。

モンスターアーツ(バンダイ)

モンスターアーツ(S.H.MonsterArts)のフィギュアは、可動域が広く、アクションの再現性の高さに人気があります。そのため、バンダイの中でも、1点あたりのフィギュアの価格が比較的高く設定されています。現在は、ウルトラマンフーマの販売に力を入れています。

ウルトラ怪獣シリーズ(バンダイ)

バンダイのウルトラ怪獣シリーズは、1,000円前後でおもちゃ屋さんや電気屋さんなどの玩具コーナーでタグ付きで販売されており、子供たちに大変人気です。こちらは、タグ付きの美品のものやまとめ売りであれば買取金額がつきやすくなります。

大怪獣シリーズ(エクスプラス)

エクスプラスは、「大怪獣シリーズ」や「ウルトラ大怪獣シリーズ5000」など、クオリティの高い完全予約制のフィギュアを販売しているメーカーです。

M1号(マーミット)

マーミットのM1号とは、「ウルトラQ」に登場する怪獣のことです。M1号は、昔の懐かしい風格を残しながら現代的な迫力と存在感のあるフィギュアです。

ウルトラ10大決戦シリーズ(CCP)

CCPのウルトラ10大決戦シリーズは、ウルトラマンシリーズの中でも非常に人気のあるシーンをフィギュアで再現した商品です。ソフビにメッキ塗装を施す最新技術が利用されています。

Sci-Fi MONSTER soft vinyl model kit collection(海洋堂)

海洋堂のSci-Fi MONSTER soft vinyl model kit collectionは、プロの造形作家とコラボした作品を多数販売しています。その中でも、ギエロン星獣は、「史上最高の完成度」といわれており、圧倒的な生き物としての存在感があります。

【買取価格アップ】ウルトラ怪獣ソフビの3つの鑑定ポイント

ウルトラ怪獣ソフビの買取価格をアップするため、鑑定士が3つのポイントをご紹介します。

【ポイント1】塗装状態が綺麗に残っている

まずは、ウルトラ怪獣ソフビに落書きやシミ汚れがないか塗装状態を確認します。そのため、スプレーなどの塗装が綺麗に残っていると買取価格がアップします。同じソフビの商品でも色が異なるものがあり、色の成型でも値段に違いがあります。

【ポイント2】間着の動きがスムーズ

次に、間着の動きをチェックします。間着とは、ソフビの接合法のことで主に関節や腕を意味します。初期のソフビは、尻尾に間着の動きがあったりと、手の込んでいるものも多く、間着の位置も注目するポイントの一つです。実物査定では、間着の緩みの確認や接合パーツがスムーズに動くかなどを確認します。

他にも、尖っている凹凸箇所やエレキングの角の部分、ナメゴンの眼の部分など、遊びにより破損しやすい箇所があるため、その破損状態をチェックします。

【ポイント3】メーカー刻印を確認

最後に、当時物がどうかを確認するため、足裏や背中、タグなどから見極めることも重要です。メーカー刻印の位置や形によっても、製造時期が変わってきますので、非常に奥が深いのが怪獣ソフビの魅力です。本物のフィギュアであることは、買取価格を左右する最重要ポイントであり、メーカーによって、値段が異なるため慎重に鑑定します。また、「パチソフビ」と呼ばれる無版権のソフビであっても、希少価値のある種類もございますので、刻印がない場合も、まずは査定を試してみることをおすすめします。

ウルトラ怪獣ソフビの高価買取は、ジョニージョイにお任せ!

おもちゃ買取専門店のジョニージョイでは、第一次怪獣ブームや第二次怪獣ブームを代表するウルトラ怪獣ソフビを高価買取しています。

特に、昭和当時のマルサンやブルマァクのフィギュアは、高価買取の対象となります。他にも、バンダイのウルトラ怪獣シリーズでもまとめて売却することで、商品価値がアップし思った以上の買取価格がつく可能性がございます。

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